第45回平尾学術奨励賞の受賞者が、四万十市在住の歴史研究家・東近伸(とうちか・しん)さんに決まりました。受賞対象論文は「キリシタン史料等から見た四万十川(渡川)合戦と一条兼定の動向」(土佐史談284号掲載)。東近氏は四万十市出身の72歳。これまで積み上げた仏教美術や石造塔婆等にも目を向けた諸研究が、中世幡多の歴史を多角的に捉えて、地域史研究に寄与したと評価されました。受賞者が出るのは3年ぶりでした。
第45回平尾学術奨励賞の受賞者が、四万十市在住の歴史研究家・東近伸(とうちか・しん)さんに決まりました。受賞対象論文は「キリシタン史料等から見た四万十川(渡川)合戦と一条兼定の動向」(土佐史談284号掲載)。東近氏は四万十市出身の72歳。これまで積み上げた仏教美術や石造塔婆等にも目を向けた諸研究が、中世幡多の歴史を多角的に捉えて、地域史研究に寄与したと評価されました。受賞者が出るのは3年ぶりでした。